◎久美浜町一区地域内の各区より舁き山式の5基の太鼓台が出され、「芸」と呼ばれる技の奉納や一区内の巡行が行われます。10月6日()の夜に、「日和神楽」と呼ばれる、少し軽量で電飾された太鼓台の巡行が実施されます。これは、翌日の本祭の好天候を祈願することや肩慣らしの意味合いがあります。

午後6時30分頃に各宿から出発し、久美浜市民局に集合した後、午後7時50分から各団がそろって巡行します。電飾された日和神楽5基が連なって巡行する光景は美しく見ごたえがあります。10月7日()は、「本太鼓」と呼ばれる飾太鼓台が出されます。この飾太鼓台は、屋根がつき、彫刻や飾布団などで装飾された壮麗なもので重量も重くなります。この日は、各団が午前9時30分頃より神谷太刀宮へ順次集合し、「先高」「そらのせ」などの「芸」と呼ばれる技を神前奉納します。各団の奉納芸が終了したあと、宮から神輿が出発し、その後を追うように各団の飾太鼓台がそろって巡行します。最終的に久美浜駅に各団が集合し、再度、芸を披露した後、各団が自由に巡行し、祭りが終わります。

●10月6日・7日は、この他にも京丹後市内の各地で秋祭りが実施されます。どの地区においても、古くからの伝統ある秋祭りであり、京丹後市の特色ある祭りとして今後も継承されていきます。